皆さんはファスティングに対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
断食・・・?
ダイエット・・・?
なんだか怪しい民間療法のような感じもしないでもない・・・。
食事の量を極端に減らすわけですから、痩せそうではありますが・・・
健康にはあまり良さそうに思えませんよね。
ストレスも凄くたまりそうだし、通常食に戻したらリバウンドもしそう・・・
辛いだけでやるメリットがないんじゃないかと思う方も多いと思います。
でも!
ファスティングの仕組みが分かれば、きっとそんな不安も減るはずです!
「ファスティングに興味はあるけど、少し怖い・・・」
と言う方に向けて、ファスティングの仕組みを
ファスティングカウンセラーの私がざっくりと解説します!
ファスティングってなに?
ファスティングとは簡単に言ってしまえば、
「一定期間固形物を摂取しないことにより、疲れた消化器官を休ませ、体内をキレイにすること。」を言います。
「固形物を摂取しないこと。」としているので、「全く何も口にしない。」と言うものではありません。
何を口にしてOKかはファスティングの種類によって分かれます。
例えば水だけしか口にしてはいけないものや、野菜ジュースや酵素ドリンクなどをOKしているものなどがあります。
また、ファスティング期間も、16時間や1日間、3日間など、様々な方法があります。
ファスティングの目的とは?
ファスティングとは単に食事を摂らないことにより、痩せることを目的としたものではありません。
「汚れた細胞をリセットすること」を目的としています。
ファスティングにより、疲れた消化器官を休ませ、腸内環境の正常化、代謝酵素の活性化がされることにより、汚れた細胞のリセットへと繋がります。
代謝酵素とは?
酵素には体内にもともと存在する潜在酵素と、体の外から食事によって取り入れられる体外酵素があります。
さらに、潜在酵素は消化酵素と代謝酵素に分けられます。
消化酵素は、食べ物の消化分解を行っており、代謝酵素はエネルギーを産生したり、解毒や細胞の再生など生命活動を行っています。
ファスティングをするとなぜ代謝酵素が活性化するの?
一生の間に生産できる酵素の総量は決まっており、また一日で生産できる総量も決まっています。
消化酵素と代謝酵素はその生産された酵素の総量から振り分けられます。
つまり、過食などにより食生活が乱れ、消化酵素が無駄に使われてしまうと、代謝酵素として使われる酵素が減ってしまいます。
そこで、ファスティングをおこない、消化器官を休ませることで、消化酵素の使用が抑えられ、代謝酵素が温存されるため代謝酵素の活性化に繋がります。
ファスティングの効果とは?
ここまでで、ファスティングを行うことにより、汚れた細胞がリセットされるということがお分かりいただけたと思います。
それでは、具体的に主にどんな効果があるのでしょうか?
1.代謝が活性化されることにより脂肪燃焼効率があがる!(痩せやすい状態に)
2.毒素排泄(デトックス)(体内にたまった毒素や老廃物が一掃される!)
3.腸内環境が整う!(宿便が解消される)
体内のデトックスが進むことで肌がきれいになったり、血液がサラサラになり血行が良くなることにより、肩こり解消の効果も期待できます!
まとめ
ファスティングとは一定期間固形物を摂らないことにより、代謝酵素を温存させ、代謝を一気に活性化させることで、汚れた細胞をリセットすることを目的としています。
ファスティングを行う主なメリットは3つ!
①痩せやすい状態になる
②体内から毒素が排泄される(デトックス)
③宿便解消される
ファスティングをダイエット目的で行う方が多いと思います。
それも効果の一つです。
しかしながら、そもそもの目的は体内を掃除し、汚れた細胞をリセットすることにあります。
家の中を大掃除するように、ご自身の体内の大掃除もしてみてはいかがですか?