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ファスティング準備食・回復食って何を食べればいいの?OK食材、NG食材をファスティングカウンセラーが解説します!

※この記事を読むことで、ファスティング準備食・回復食にどんな食材を食べたらいいのかが分かります!

「ファスティングには、準備食、回復食が大切だと聞いたけど・・・実際にはどんなものを食べればいいの?」と悩んでいらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ファスティング終了後は、解放された気分になるため、ついうっかりこってりしたものを食べてしまい胃痛、胸やけで具合が悪くなってしまう方も少なくありません。

もちろん具合が悪くなるのは絶対避けたいことですが、ファスティング終了後の回復食をきちんと守らないと、ファスティングの効果がきちんと得られません。

せっかく苦しいファスティングを乗り越えたのに、具合が悪くならにように!そして最高の結果が得られるように!

準備食と、回復食のルールはしっかりと守りましょう!

本題に入る前にまだこちらの記事を読んでいない方は読んでから、読み進めていただくことをおすすめします。

ファスティング準備期~回復期NGフード

ファスティングとは「一定期間固形物を摂らず、消化器官を休ませることにより、消化酵素の使用を抑え、代謝酵素の活性化を促し、細胞のリセットをする。」というものです。

このことからも、ファスティングの効果を最大限に発揮させるためには、酵素を大量に消費させてしまうような食事は避けなくてはならないことが分かると思います。

つまり、ファスティング準備期~回復期のNGフードとは、「酵素を大量に消費させる食事」と言うことになります。

体内酵素を無駄遣いしてしまう食事

1.白砂糖

白砂糖の成分「ショ糖」はブドウ糖、果糖が結合してできています。単体ならば、質の良い栄養素ではあるものの、結合することにより吸収、分解に多くの酵素を消耗してしまうようになります。

日ごろから避けた方が良い食材と言えます。

2.食品添加物

食品添加物は酵素の働きを妨げ、浪費させてしまうので、できる限り控えましょう。

スーパーやコンビニなどでお買い物をする場合は食品の裏ラベルをチェックする習慣をつけ、無添加のものを選ぶようにしましょう。

3.肉・魚(動物性たんぱく質)

動物性たんぱく質は、良質な栄養源ではありますが、摂りすぎると消化不良の原因となり、酵素を浪費してしまいます。ファスティング準備期~回復期はなるべく避けたい食材です。

4.高GI食品

GIとは、「グリセミック・インデックス」の略称で、炭水化物の吸収速度を表す指標です。GI値が高いと吸収速度が高く、血糖値の急な上昇・下降をさせる食べ物ということになります。GI値の高い食べ物の代表が白米・白いパン・うどんなどの白い食べ物となります。

代わりに、雑穀や玄米、雑穀パンやライ麦パン、そばなどのGI値の低い食べ物を選ぶようにこころがけましょう。

5.過酸化脂質・トランス脂肪酸

「過酸化脂質」とは酸化した油です。使い古しの油や、時間が経った干物やフライ、スナック菓子など、酸化した油はできる限り摂らないようにしましょう。

また、マーガリン、ショートニングなどに含まれる「トランス脂肪酸」も摂らないように心がけましょう。

6.生の植物の種

植物の種には、酵素抑制物質が含まれているため、口にするのを控えましょう。玄米、小豆、大豆などは「ABA(アブシジン酸)」と呼ばれる酵素抑制物質を持っているので12~20時間以上の浸水が必要です。

※キウイ、トマト、イチゴ、キュウリなど、取り除くことが難しい小さな種は問題ありません。

ファスティング準備期~復食期OKフード

〇酵素の豊富な生野菜・生果物

 野菜や果物をすりおろして酵素を摂ることにより、そのまま食べるよりも数倍の酵素が摂れ、消化酵素を無駄遣いを防ぐことができるたため、とてもおすすめです。

〇酵素の豊富な発酵食品

 発酵食品には酵素がたっぷり含まれています。また、腸内の善玉菌を増やす乳酸菌が豊富なので、腸内環境が整い、消化酵素の無駄遣いを防ぐことができます。

〇雑穀やそばなどのGI食品

 主食には白く生成されていない穀物を選ぶことをおすすめします。

 おすすめの低GI食品

 ★白米の代わりに・・・玄米、雑穀ごはんなど

 ★パンの代わりに・・・ライ麦パン、全粒粉パンなど

 ★うどんやラーメンの代わりに・・・そば、全粒粉パスタなど

 ★白砂糖・・・アガベシロップなど

〇短鎖脂肪酸

 短鎖脂肪酸とは、ビフィズス菌などの発酵によって作られる脂肪酸で、大腸の表面にある大腸粘膜上皮の栄養となり、大腸の働きを助けます。短鎖脂肪酸を作るうえで欠かせない、海藻などに含まれる水溶性食物繊維や、梅干しや黒酢などの発酵食品などを積極的に摂りましょう。

〇亜麻仁油

 オメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸を補給できる亜麻仁油は、血行促進などの効果が期待できます。酸化しやすいので、熱を加えず、ドレッシングなど、生のまま使用することをおすすめします。

「ことまごわやさしい」の食材を食べる

準備期と複食期には「ことまごわやさしい」の食べ物を中心に食べましょう。

まとめ

ファスティングの効果を高めるためには、消化酵素の無駄遣いをしてしまう食事を避け、酵素が豊富な食材、そして腸内環境を整える食材を積極的に摂るようにしましょう。

また急な血糖値の上昇をおさえるために、生の野菜から最初に食べるなど、食べる順番にも気を配ることにより、ファスティングの効果がさらに高まります。

ファスティング終了後も、今回説明した、NG食材、OK食材そして「ことまごわやさしい」の食生活を心がけることにより、健康的で太りにくい体を保ち続けることができます。

この記事を読んで、皆さんが食生活を見直すきっかけになってくれたら嬉しいです。

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